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イラストレーター長場雄/YUNAGABAインタビュー
2016.10.26
PEOPLE

イラストレーター長場雄/YUNAGABAインタビュー

白と黒の線画のデザイン。映画や著名人の特徴をとらえつつユーモアとセンスの感じるシンプルなイラストレーションが特徴の「長場雄/YU NAGABA」さん。この世界観を日常に使えるデザイングッズとしてミツカルストアにて「FABRICK」をベースにした商品を一緒に作らせてもらいました。商品について、また普段の制作の背景についてお伺いをしてきました。

 

—今回のYU NAGABA×FABRICKのイラストのモチーフを選んだ経緯は?

最初にミツカルストアでポップコーン缶を作って、その後「FABRICK」の依頼が来たのですが、缶のデザインが気に入っていたので、そのイメージを壊さないようなものにしたいな、と思ってこのテキスタイルを作りました。

 

 

—普段デザインを考える上でのインスピレーションはありますか?

身の回りにあるものを見てこれが好き・嫌いとか、どうしてこれがよくて、これがダメなんだろうとか、見渡して気づくことがインスピレーションになったりします。

 

 

—モチーフにする人を選ぶポイントはありますか?

人物でも、僕が描くのは映画とかミュージシャンとか割とポーズを決めているパターンが多いので、印象的なポーズの人を絵にすることが多いです。

 

 

—オススメの映画はありますか?

最近観た中で好きだったのは「ぼくとアールと彼女のさよなら」です。

 

—青山・渋谷地域でのおすすめの飲食店やショップは?

中華料理の希須林(きすりん)というお店によく行きます。おすすめのメニューは、レバニラです。

 

※こちらの商品は販売を終了しております。 

 

—イラストレーターを志したきっかけ、何が自分をイラストレーターにさせたのか教えてください。

大学はデザインを勉強して、社会人になってからはアパレルでTシャツのデザインをしていました。デザインとイラストって近い所にあるんだけど目指す所が違うと感じて、自分が行きたいのはやっぱりイラストかもって思ってこの道にぐっと入っていった感じ。それが多分2年くらい前ですね。

 

—イラストを描く上で影響を受けた作家は?

線画のイラストが好きなので60年代のアンディ・ウォーホルとかのイラストとかソール・スタインバーグとかですかね。アートだとデイヴィッド・ホックニーとかドナルド・ジャッド。デザインだとジャン・プルーヴェとかが好きですね。

 

僕が好きなもの、例えば映画や音楽などの趣味が合う人に持ってもらえたらうれしいです。あとは、作品の世界観をわかってくれる人!(笑)
シンプルな格好をしていて、ちょっと物足りないな、という時にああいう柄を持つとかわいいかなと思います。